「エンプティカロリー」とは?勘違いしているその正体について徹底解説! - TOREMY(トレミー)
江坂パーソナルジムトレミーライン 江坂パーソナルジムトレミーユーチューブ 江坂パーソナルジムトレミーインスタ 江坂パーソナルジムトレミーフェイスブック
070-4095-8409

電話に出ることができない場合がございます。
こちらのメールアドレスにご連絡ください。info@toremy-gym.com

 

皆さんはエンプティカロリーという言葉を聞いたことがありますでしょうか?あまり耳馴染みのない言葉かもしれませんね。エンプティカロリーとはカロリー以外の栄養素をほとんど含まないということを意味しています。今回はこのエンプティカロリーを含む食品やエンプティカロリーが身体へ与える影響などについて学んでいきましょう。

エンプティカロリーとは?どんなもの?

エンプティカロリーとは先ほども述べたように、カロリー以外の栄養素をほとんど含まないということを意味しています。エンプティ(empty)という英語の意味が中身のない・空のという意味なのでカロリーがないこととよく間違われますが実際には栄養素がないことを指しているのです。

エンプティカロリーと言われる食品

 

一般的にエンプティカロリーを含んでいるといわれている食品を以下に紹介していきましょう。

  • ケーキ・クッキー

 

一般的に精製された砂糖はカロリーを豊富に含みますが栄養素は乏しいです。そのため精製糖をふんだんに使用したケーキやクッキーなどのお菓子はエンプティカロリー食品に含まれます。

  • ソフトドリンク

 

ソフトドリンクに含まれる砂糖の量が多いことは皆さんもご存知でしょう。つまり、砂糖が豊富に含まれているソフトドリンクはエンプティカロリーが豊富といえます。

  • アルコール類

 

アルコール類が太りやすいということを何となく実感している方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際にアルコールは1gで約7Kcalの熱量を持っています。しかし、栄養素は乏しいのでやはりアルコール類もエンプティカロリーを含む食品となるのです。

エンプティカロリー食品は太りやすい?

 

ここまでの説明でエンプティカロリーはすごく太りやすいものと思ってしまった方もいるかもしれませんが、エンプティカロリーも栄養素をほとんど含まないことを除けば普通の食材と同じようなものです。

 

ですから、普通の食材と同じように食べ過ぎれば太りますし、適度な量に収めれば太ることはありません。

エンプティカロリー食品は太らないならいっぱい食べても大丈夫?

 

先ほどあげたエンプティカロリー食品の例をみて気づいた方もいらっしゃるかもしれませんがエンプティカロリー食品はおいしいものが多いです。エンプティカロリー
食品をいっぱい食べたくなってしまう気持ちもわかりますが、それはおすすめしません。

 

なぜならエンプティカロリー食品は先ほども述べたように栄養素をほとんど含んでいないからです。そのため、エンプティカロリー食品ばかりを食べてしまうとカロリーはあるので満腹にはなるのですが栄養素が乏しいので栄養失調がちになってしまうことがあります。

エンプティカロリーのうちアルコールは太る?

 

アルコール類も他のエンプティカロリー食品と同様にカロリーはありますが、栄養素をほとんど含まないので過剰に摂取すれば太るといえます。また、アルコール類を飲むときは一緒におつまみを食べることが多いので、太る原因となるのです。

カロリーオフでも太る?

 

いや、私はカロリーオフのアルコール飲料を飲んでるから大丈夫と思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、カロリーオフだからといって安心はできないのです。
 アルコールを体内に摂取すると肝臓でアルコールが分解されるのですが、この時にアルコールの摂取量に比例して肝臓がトリグリセリドといわれる中性脂肪も合成します。

 

この中性脂肪はエネルギーとして使用されなかったときは、脂肪として身体に貯蔵されてしまうのでいくらカロリーオフのアルコール飲料を選んだとしても過剰にアルコールを摂取すれば太るというわけです。(※1)

適度な量なら大丈夫?

 

適度な量であればアルコールも大丈夫です。しかし、アルコールだけですむ人は少なく、おつまみや食事を一緒に摂る人がほとんどなので最終的にはカロリーオーバーになることがほとんどです。

エンプティカロリー食品を食べすぎることでの影響

 

エンプティカロリー食品は脂肪や糖を豊富に含んでるため依存しやすいという特徴があります。以下にエンプティカロリー食品を食べ過ぎることでみられる依存症状を紹介していきましょう。

ファストフード症候群

 

別名ジャンクフード症候群とも言われます。ファストフードは高カロリーで栄養素が少ないため、食べても十分な栄養が摂取できず、栄養失調状態になってしまうケースも過去に確認されている。主な身体への影響としては肥満・糖尿病・心疾患などがあげられます。

ペットボトル症候群

 

正式名称をソフトドリンク・ケトアシドーシスといいます。ソフトドリンクを普段から常飲することで高血糖状態となり、すい臓への負担を高め、インスリン分泌不全を引き起こすことがあるのです。これにより糖尿病となってしまうことがあります。

アルコール依存症

 

アルコールにはエチルアルコールといわれる依存性の成分が含まれています。そのため、習慣的にアルコールを摂取するようになると飲まなくなったときにアルコールの離脱症状が生じ、その離脱症状がつらいのでまたアルコールを摂取するという悪循環が生じるのです。

まとめ

 

エンプティカロリーを豊富に含む食品は確かに美味しいものが多いのが現実です。しかし、過剰に摂取すれば身体への悪影響が多いのも事実なので、あくまでも嗜好品として適度な量を楽しむことを心掛けるようにしましょう。

  • 参考文献

厚生労働省.”e-ヘルスネット[情報提供]「アルコールと高脂血症」